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ルイヴィトンダミエアズールネヴァーフルpm編集

 階段にもたれかかっていた秋葉の体が倒れこむ。 「秋葉さま?」  と、俺の横をすり抜けて琥珀さんが秋葉にかけよる。  琥珀さんは秋葉と何やら小さな声で話し合うと、秋葉に肩をかして立ちあがらせた。  そのまま、秋葉は琥珀さんに助けられて、自分の部屋へと戻って行ってしまった。 「な————なんだよ、それ」  わけがわからない。  苦しそうな秋葉の容体といい、俺に近寄るなって言っておきながら、琥珀さんには安心して肩を貸してもらうなんて。 「———志貴さま」 「翡翠……今のは、なんだ。秋葉があんなになるなんて、どうして」 「……はい。秋葉さまは突発的な呼吸困難におちいる事があるのです。志貴さまが貧血ぎみであるように、秋葉さまも、遠野家の人間ですから」 「あ————」
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